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2016.08.31 Fahrenheit 451
9/3・9/4に大阪Salon de Junie Moonにて開催されるお茶会
『an autumn night』にドレスセットを納品いたしました。

以下、商品説明です。


- Fahrenheit 451 - 

fahrenheit451c.jpg


本を読むことが禁じられた近未来。
人々が隠し持つ本を見つけ出し、焼き捨てることを仕事とするファイヤーマンのモンターグは、
妻とそっくりな女性クラリスとの出会いから、本に興味を持ちはじめます・・・。

タイトルの「華氏451度」は、本が着火する温度(摂氏だと233度だそう)のこと。
ブラッドベリのSF小説とトリュフォーの映画をイメージしたワンピースです。


fahrenheit451a.jpg


fahrenheit451b.jpg

★ワンピース
本がたくさん描かれたリバティプリントを使用しました。
ウエストには、本のスピンをイメージしたリボンを。
主人公のモンターグが最初に読んだ本、
ディケンズの『デイヴィッド・コパフィールド』の初版本をチャームにしました。

★ソックス

★おまけで豆本が付きます。

以上です。
お茶会に参加されるみなさん、
お近くのみなさん、
どうぞよろしくお願いいたします。


* * *


わたしはSFにすごく詳しいわけではなく、
ブラッドベリも、萩尾望都やトリュフォーのおかげで読んだクチなので恐縮ですが・・・

でもトリュフォーは大好き。
なかでもいちばん好きなのがこの『華氏451』です。
冒頭にも書きましたが、
本が禁止された社会の話なので、
いわゆる映画のタイトルロールもぜんぶナレーションで表現されています。
わたしもその気分で字幕も排除すべく・・・というわけではなく、
たまたま最初に観たのが吹き替えだったせいもあって、
日本語吹き替え版がすごーくすごーく好きなのです!

主人公のモンターグがたどたどしく文字を辿りながら
はじめて読んだディケンズの『デイヴィッド・コパフィールド』。
わたしはあまりに吹き替え版に感化されているせいか、
一般的なこの表記ではなくて、ちょっぴり昔風に

『デイヴィッド・カッパーフィールドの生涯』と言いたいですし、
物語の有名な第1章の書き出し、〈I AM BORN〉も
「ぼくは生まれる」ではなく「誕生」と訳したい・・・

さらに、
ブックマンたちの村で幼い少年がおじいさんから受け継いだ本をそらんじるところなんて、
まんま、わたしまでブックマンになった気分にかられて必死に文章をおぼえようとしました。
(彼らのように本まるごと一冊ではなく、その部分だけですが)
それもこれも、日本語吹き替えがとてもいいからだと思うのですよね。


・・・アーチーは答えた。
「心を落ち着かせ率直に申し上げましょう。
父を愛してはいません。憎んでいないかどうか怪しいものです。
恥ずべきことで罪深いことでしょう。しかし神かけて私のせいではありません。
どうして、愛せたでしょう。声をかけてくれたことも、笑顔を見せてくれたことも、私に触れたことすらありません。
父は何にもまして死を怖れていました。
そして父の予想していた通り、初雪の降るころ死にました」・・・




いい文章ですね! するっと入ってくる。
本の情景と合わせて、このあと初雪の日におじいさんは亡くなってしまいます。
ちなみにこれはロバート・ルイス・スティーヴンソンの未完小説『ハーミストンのウエア』です。
スティーヴンソンといえば『宝島』や『ジキルとハイド』が有名で、
どちらも子どものころ夢中で読んだ記憶がありますが、
『ハーミストン~』は読みたくてしょうがないのに、どうにも翻訳本にめぐり会えないままです。
全集出てるのかな?
いちおう代表作のひとつらしいですし、誰か訳して~!
(原書を読む気概はない)


ええと。
そういやテーマは「an autumn night」だったか。
なんだか近いようで遠い着地になってしまったような? 
き、気にしないぞっ









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